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ストーリー名:ダークナイトハロウィン
全15話
イベント:開演 ダークナイトハロウィン
シナリオライター:日日日
季節:秋
登場人物:
UNDEAD/零・晃牙・薫・アドニス
2wink/ひなた・ゆうた
他/レオ・凛月
公式「あらすじ」
【ジャッジメント】で人並みに日中は起きていられるようになった凛月。しかし、だんだん調子が悪くなるようすが周りの目には明らかで……
概要
凛月が自分の寂しさを認め、1歩だけ零に歩み寄る話
詳細
プロローグ
ひなたとゆうたは商店街でチラシを配ってS1、ハロウィンパーティーの宣伝をしている。
甘えん坊
気がついたらガーデンテラスにいたレオ。寝ている凛月を見つけるが、どうやら寝ているより気を失っていた様子。凛月も自分の不調は認識しているが、昼間起きていないと仲間と時間を共有できないとため息をつく。
レオから凛月の様子を知らされた零。感謝して電話を切る。UNDEADはレッスン中で珍しく薫もやる気を見せている。その中でアドニスは自分は図体が大きいから怖がられてしまうのではないかと悩んでいる。
それを聞いた零は、そこも含めて転校生に相談しよう、それがプロデューサーの仕事だ、と言い、ちょうど転校生に依頼したいこともあったから伝言を頼みたい、凛月のことを頼むと晃牙に言う。
赤ずきん
ハロウィンパーティーがはじまり、2winkの二人に声をかけられる転校生。二人はおばけに仮装した小さな子供?をたくさん従えていてなつかれている。ひなたはプロデュースでパーティーを楽しめない転校生にせめて仮装すれば楽しめると赤ずきんの衣装を渡す。
そんな転校生に晃牙が声をかけてくる。凛月が最近睡眠不足らしい。零もかつてはそうだったが彼らは昼間起きていると本当に体調が悪くなるらしい、なので凛月をKnightsのライブがはじまる直前まで寝かせてやりたいから協力してくれと言う。
悪戯っ子
吸血鬼の匂いがわかるという晃牙についていき、二人は凛月を発見する。
ハロウィンのお菓子が足りなくて厨房に依頼されて追加を作って配っているらしい。
睡眠をとるように言われて、凛月は寝ていたときは起きていろとうるさかったくせに勝手だ、と反発する。だが、自分のお菓子がどうも評判が悪い、改良するために味見をしてくれるなら仮眠をとってもいいと言い、晃牙も了承するが、凛月が作ったお菓子はとても人類が摂取していいようには見えないしろものだった。
さんざん晃牙をからかい、おもちゃにして、スイーツも改良できて凛月は上機嫌。転校生は控えめにやりすぎではないかと苦言を呈する。凛月はわかってると頷く。わかってはいるが、昼の生き物と交流するのは楽しい。一人で夜中に音楽室でピアノを弾いているのは寂しくて死にそうだった、無理をしてでも昼間に仲間たちと笑い合いたかった。
だが自分の体が衰弱しているのもわかる。このへんが潮時だ。ライブ前に起こしてくれるようにと念を押して、凛月は零が用意してくれた棺桶型の寝床で眠りにつく。
百鬼夜行
そろそろUNDEADのライブの時間。零を起こすためにひなたとゆうたが軽音部部室にいくと転校生がいた。仕事の多さを見かねたほかのアイドルたちに手伝ってもらって仕事が早く終わった転校生は休憩しながら裁縫をしていた。UNDEADの衣装に似ているが凛月の衣装らしい。ほかのアイドルに仕事を肩代わりしてもらって結局仕事をしている転校生にあきれる二人。
零を起こすと零は寝ぼけて転校生を抱きすくめ、生気を吸われて転校生はぐったりしてしまう。その転校生を夕方になって元気になった零は軽々と抱き上げて運んでいく。
ステージへいくと薫とアドニスが待っていた。二人はずっと行動を共にしていて、薫はアドニスを利用したつもりでいたが、アドニスのほうはおかげで楽しい1日が過ごせたと薫に感謝している。一方、晃牙は犬に囲まれて相好を崩している。
そんな彼らに零は号令をかけてステージへ向かう。
エピローグ
転校生は客席でレオを見つける。レオの膝では凛月が熟睡していた。Knightsのライブのあとレオの膝で眠り込んだらしい。転校生の計画を聞いてレオも協力すると言い、寝ぼけている凛月を着替えさせる。
その衣装は零の衣装に似たもので、いやがる凛月を転校生は舞台へ飛び入りさせ、心配させた零に謝るように言う。凛月は反発するが、真摯に心配する零に少し心を開いて「ごめんね」と言う。
ポイント/考察
転校生はプロデューサーだからマスターキーを持っていて校内のどんな部屋にも勝手に入れる