リセマラは必要か

ソシャゲといったらまずリセマラ。

そんなふうに考えている人は多いでしょう。

いろいろなソシャゲをプレイしているひとほど、リセマラは必要なのか、どのカードがアタリなのか、気になるかと思います。

リセマラは必要か

結論からいうと、不要、あるいは労力に見合いません。

チュートリアルガチャは2回。

初回は☆4確定です。

佐賀美先生に言われて選んだ、「自分がプロデュースするユニット」のメンバーの☆4が必ず1枚きます。

以前はここで推しの☆4がこなければリセットでしたが、いつからか「もう1回」というボタンが設置されるようになっており、これをタップすれば望みのメンバーが出てくるまで何度でも抽選をやり直せます。

また、このカードは1種類のみ固定で、しつこくやりなおせばべつの☆4が手に入るということはありません。

ユニット選択を間違えたのでない限り確実に目当てのメンバーの☆4が手に入りますので、ここでリセットをする必要はありません。

また、2回めのガチャはポイント利用ガチャ、それも通常ガチャです。

ここではよほど運がよくなければ☆3はきませんし、☆4以上は出ません。

ここでリセットするのは時間の無駄です。

リセットのタイミングはチュートリアル後ということになります。

P10連スカウト

最初に与えられるカードはすべて☆1で、とても弱いです。

育てる価値も、ほぼありません。

☆3以上のカードが合計15枚集まるまでのつなぎです。

後述するダイヤ10連ガチャは、すべて☆3以上確定です。

チュートリアルでは、☆4が1枚もらえます。

そしてイベントは、最初に無課金で進めて届くのは3種類の☆3まで。よほどがんばれば☆4にも手は届くかもしれませんが、その1枚のためにダイヤを使うくらいなら、ためておいてもう一度10連を回すほうが建設的です。

というわけで、最初のイベント終了時点で、☆3以上のカードは基本的にチュートリアル☆4、ガチャ産☆3~☆5が10枚、イベント産☆3が3枚の14枚が、最低ラインとして手に入るということになります。

また、10枚手に入る☆3も、一度にデッキに入れられるのは4枚まで(1枚めは☆4が入るので)。全10枚を育て上げるのには少しだけ時間がかかります。それらのカードが育つまで、また、10連を回せるようにダイヤを集める間、☆1に経験値を吸わせるのはちょっともったいない、かもしれません。

一方、チュートリアル後の新入生課題には「10連Pスカウトを1回回す」というものがあります。

Pスカウトには1回1000P、10連10000Pのスカウトがあり、こちらは☆3以上確定。100Pのスカウトを回す意味はほとんどありません。のちのちPが捨ててもいいくらい余って、まだ揃っていなかった☆2をコレクションするために回すぐらいです。

が、一度は100Pスカウトの10連を回さないと、新入生課題がクリアできません。

なので仕方なく(笑)回すことになるわけですが、ここに考える余地が少しだけあります。

1回100Pで引くPスカウトは、基本的に☆1と☆2しか出ません。ごくまれに☆3が出ます。

ここで、なんでもいいから☆3が出るまで、あるいは、チュートリアル中の単発と合わせて☆2☆3が合計4枚以上になるまでリセットする、というのは可能です。

ごくわずかで、あくまでも☆3が揃うまでのつなぎでしかありませんが、育ってもいない☆1を空欄に並べておくよりは多少ましなデッキが組めます。

プレイしているのがiPhoneなら、ここでのリセットはあまりおすすめできません。

iPhoneの場合、アプリを削除→再インストールしないとリセマラができないからです。

Androidであれば、

設定→アプリ→あんスタ→ストレージ→データを消去

でプレイデータだけ消して再プレイが可能です。

ですが、繰り返しますが、ここでリセットをしても、初回のイベントで、特大をもしかしたら1つ高いレベルで回せるようになる「かもしれない」というだけです。うまく☆3が引ければもうちょっとだけ強くなれますが、それも、数回のイベントで意味がなくなる程度の誤差です。

わざわざリセットを繰り返してまで狙う価値があるかどうかはよく考えましょう。

10連ダイヤスカウト

もう少しだけ建設的なリセットポイントがこちら。

新入生課題を進めてダイヤが15個になったところでスカウトを1回回すか、

135個ためて10連を1回回す、というところがリセマラポイントになります。

10連の初回は☆4が1枚以上確定ですが、単発の場合は適用されません。

単発で引く場合、イベントスカウト、恒常スカウトともに☆5の排出率は1.5%。☆4は6.5%で合算すると☆4☆5は8%。

10連回せる135までダイヤをためて回せば☆4が1枚は確定ですが、プロデュースコース1つでもらえるダイヤは最大6こ。イベントなどと合わせてもそれなりのプレイをこなさないと手が届きません。

☆5、あるいは目当ての☆4が出るまでそこでリセットを繰り返す価値があるかというと、相談されたなら個人的には「ない」と答えます。

なぜなら、イベント特効スカウトであれば☆5は1種類なので☆5が引ければ100%めあての☆5が出ますが、☆4は6.5%の1/2。開催中のイベントに特効がありますので、むしろ廃人よりも開始直後のプレイヤーにとってこの特攻の戦力底上げはありがたいものではあるのですが、イベントは合計で11日間。

そこで☆5を狙って何度もチュートリアルから新入生課題を経てダイヤ135こを稼いでイベント特攻を回すのはあまり現実的ではありません。リセマラをしているうちに、あるいは特攻カードが役に立つレベルまでライブを育てきれないうちに、イベントが終わってしまいます。

もちろん、イベント特攻スカウトの☆5が推しでどうしてもほしいのであれば、恒常スカウトに入ってから狙うよりはよほど確率が高いので、引けるまでがんばるのはありだと言えるでしょう。イベントの役にはほとんど立たなくなるかもしれませんが、愛のほうがこの場合は重要です。

また、イベントの狭間にゲームをはじめた人でも、最初の10連は数日ゲームを進めるのを待つことになってもイベント特攻ガチャをオススメします。特攻ガチャカードはイベント中にステータスが高くなるだけであって、イベントが終わったら使えないようなゴミカードになるわけではありません。ふつうのカードに戻るだけです。

デッキが育つまでは☆3でも特攻カードは強力な戦力になりますので、最初のガチャは特攻スカウトがおすすめです。

その時の特攻カードキャラに興味がないなど、回したくないという場合は、恒常ダイヤスカウトを回すことになります。

☆5☆4の排出率は合計8%ありますが、2018年1月現在で☆5は77種、☆4は118種入っています。

過去のスカウトカードもどんどん追加されていきますので、目当てのカードが出せるかというと、そうそう簡単ではないでしょう。狙いのカードが出るまでリセットをするのはなかなか遠い道のりです。

なんでもいいから☆4や☆5を1、2枚でいいならリセマラをする必要はありません。☆5は確かに強いので1枚でもあれば最終編成にも入る可能性はありますが、その強さが真に生きてくるのはあくまでもデッキがほぼ☆4☆5で埋め尽くされるようになってからです。何度もリセットをしてまで☆5を引くことにこだわる必要はありません。

どうしてもほしい推しの☆4☆5があるのであれば、むしろ金にものを言わせて出るまでガチャを回したほうがよほど確実です。

ただし、運悪くというか強運で最初のガチャでもらったカードと同じ☆4が出てしまった時は、リセットを考慮してもいいかもしれません。

凸った☆4はそれなりに強いのでライブユニットに入れておける期間が長くなりますが、まず手駒のほうを早めに揃えたい場合は1種減ることになりますので、もう一度ダイヤ135個までの道のりを繰り返す労力と天秤にかけて考えましょう。

ただし、序盤は☆3で十分戦力になりますし、1枚めにもらった☆4はおおむね推しのはずです。

推しの☆4が1凸になったというのはそれはそれで喜ばしいことだと思いますのでリセットは必須ではありません。

どのカードがアタリなのか

こちらも結論からいうと、カードにとくにアタリハズレはありません。

心情的な意味で推しがくればあたり、どうにも好きになれないキャラがくればはずれ、ということはできますが、それは個人の問題なのでここでは論じません。

イベント特効スカウトのカードは、たしかに引ければ現行イベントではたいへん心強いカードとなりますが、イベントが終わればただの☆4☆5です。イベントは11日間しかありませんので、それこそリセマラなどしていないでイベントを周回するほうがよほど大事です。

カードによって、カードの色に合わせたアイドルロードを最大限に解放した時の上限値に微妙な差異はあります。ですがこれはいずれ最終編成を組んでいく上で、パラ低めの推しがほかのカードに押し出されてユニットから外れてしまう(´・ω・`)というような悩みにつながりはしても、リセマラを考えるようなレベルで問題になるような差ではありません。

プロデュース時、たとえば赤のカードでなければ赤の敵に勝てないかというとまったくそんなことはなく、得意パラメータに補正はかかるものの結局は総合値が参照されるのでそこそこ(☆3でLv10~20ぐらいまで育ててあるぐらい。デッキ総合で4万程度)育ったカードであればまずほとんどのバトルで負けません。☆5や☆4なら全部Lv1でも余裕です。

また、最終的には、強いカード(完凸☆4や凸は問わないが☆5)を各色15枚ずつ揃える必要があります。

なので、たかが1枚のカードをこのカードはあたりだはずれだと言っていないでどんどんプロデュースやイベントを進めてイベントカードを手に入れたり、ダイヤやプロデュースPをためてガチャを回して手持ちカードを増やすほうがよほど手勢の増強につながります。

その中であえて1枚、初期の確定☆4から選ぶのであれば、オススメはスバル・晃牙・颯馬の3人です。

なぜかというとこの3枚のカードは「全ジュエルの全サイズの取得数アップ」という、非常に優秀なレッスンスキルを持っているからです。

とくに初期は、とにかく☆3以上のカードを集めてアイドルロードを進めてカードのパラメーターをあげていく必要があります。

そこで足かせになるのが大中ジュエルの不足。

通常とイベントのプロデュースコースを回っているだけでは確実に常に足りませんし、曜日クエを周回しても、「大(中)ジュエルかなりアップ」のカードだけで色別デッキを組んでも、大中ジュエルは不足ぎみになるくらいです。

各色の大・中ジュエルそれぞれの「(かなり)アップ」カードを複数入手するのはなかなか遠い道のりです。

対して、それらすべてのカードの代用になる、「全ジュエル全サイズの獲得数アップ」は1枚あればどの色の曜日クエストを周回する時でも編成に入れられる強力なワイルドカードというわけです。

推しが決まらないのでとりあえず有利になるカードではじめたい、という人はこの3枚のうちどれかをもらうといいでしょう。

ただし、このカードの効果もあくまでも「長い目で見ればないよりはあったほうがややジュエル集めが楽になる」程度であって、必須のカードではありません。

あんスタには、一部のソシャゲのような「このカードさえ持っていれば困らない」というカードはありません。とにかく時間あるいはお金をかけて、強いカードをたくさん集めていくことで強くなるゲームです。

リセマラはとくには意識せず、素直に進めていきましょう。

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