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ストーリー名：ホリデー
全7話
スカウト！ホリデー
シナリオライター：日日日
季節：夏
登場人物：
零・嵐・なずな・創・友也・光
概要
転校生につきあってもらって校内アルバイトをする創をなずな（と零）が見守って、ピンチになった二人を嵐が助ける話
詳細
はじめてのおつかい
構内アルバイトで買い出しを引き受けた創は、途中で声をかけてきた転校生に買い出しを付き合ってもらっている。
転校生が無口なので自分からいろいろと話をする創。他愛のない話をするうちに目的の店に到着する。
一方、そんな二人を見かけたなずなは二人がなぜ一緒にいるのかが気になってあとをつけていた。物陰からのぞいていると昼間の活動に慣れるために外出したものの疲れて路地裏で休憩していた零に声をかけられる。
買い出しをすませた創と転校生。つきあってくれたお礼に奢りますと転校生を喫茶店に誘う創。しかしお茶の値段が高すぎて結局割り勘になってしまう。
自分から言いだしたくせに奢れなかったばかりか持っていたお金もすっかりなくなってしまってしょげる創。そんな創に転校生は今度は自分の買い物につき合ってほしい、創にスカートをはかせたいから買ってあげると言い出す。
そんな二人の様子を見守って、デートではなさそうだと結論づけたなずな。結局ついてきた零に買い物をつきあってくれと頼む。なずなが入ろうとしたのは雑貨屋というよりはファンシーショップで、さすがにためらう零だったが、なずなが自分も一人で入るのは恥ずかしいからついてきてほしいのだと言うとなるほどと頷いてつきあうことにする。
ファンシーショップでなずながかわいいグッズにはしゃいでいると、零が外に注意を促す。
見ると、創と転校生が不良っぽい男たちに囲まれていた。それも、どうやら創をナンパしようとしているらしい。
創の手をつかんで今にもどこかへ連れていこうとしている様子に飛び出していこうとするなずな。だがなずなでは男たちの相手にはならないと零に制止される。
そこに声をかけてきたのは嵐だった。嵐もファンシーショップで買い物をしていて事情は聞こえたらしい。モデル事務所の女の子の護衛もよく頼まれるからああいう連中の相手は慣れていると手助けを買って出る。
エピローグ
嵐の活躍でぶじことなきを得た一行。じつは不良たちは創のファンだったようだった。
創は、どうやら最近ネットで一部の男性に大人気らしい。
女の子よりかわいいと人気、と聞いてやや複雑な創。
だがともあれ無事に終わったことにほっとして嵐に礼を言う。
そんな創たちを嵐はショッピングに誘い、ゲーセンにもいこうという話になる。
ポイント/考察
今年から夢ノ咲学院は新体制になっている。転校生がその代表例で、プロデュース科ができたりしたせいでチョークや藁半紙、洗剤やトイレットペーパーなどの、構内で使う日用品が足りなくなっている（代表というからには転校生の登場が最大の変化で、プロデュース科といっても名前だけで転校生がアイドル学科に一人で間借りしているだけなのに？）
創は本当は（安上がりだから）丸坊主にしたいがRa*bitsの方針で髪を切ることを禁止されている
転校生を「お姉ちゃん」と呼びたいとすでにこの時期から言っている（一度だけどさくさに紛れて呼んだ）
嵐はファンシーショップの常連