マーチングバンド

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スカウト!マーチングバンド

シナリオライター:結城由乃

時期:春

概要

桜フェス当日、Trickstarを宣伝するためにRa*bitsがマーチングバンドをしようとする話

詳細

仁兎なずな

桜フェス当日。校内放送で桜フェスの告知をしたついでにちゃっかりRa*bitsの宣伝もしたなずな。

とはいえ出演するのはTrickstar。放送程度でRa*bitsが注目されるわけではない。

Ra*bitsも目立ちたいところだが、どうしたものか、と考えているところに創が転校生とともにやってくる。

もうすぐTrickstarの出番だが客の入りがあまりよくないと転校生が悩んでいる、創もスバルのために桜フェスには成功してほしい、客を集める方法はなにかないだろうかという相談だった。

あれこれ案を出すうちに、なずなはRa*bitsでマーチングバンドをやって注目を集め、ついでにTrickstarを宣伝するというアイディアを思いつく。

Ra*bitsのユニット衣装に手を加えて即席で専用衣装を作り、楽器は転校生が先生に交渉して借りられることに。

しかし友也・光とは連絡がつかず、メンバーが揃わない。

転校生がバトンとフルートを借りてきてくれ、なずながバトンを振り、創がフルートを吹くことに。

一人だけで楽器を演奏するのを恥ずかしがる創だったが、なずなに励まされて前向きになる。

噴水前でパフォーマンスをはじめた二人。

だがメンバー2人だけではあまり盛り上がらない。転校生が友也と光をさがしにいくことになり、その間なずなは創とともに場をもたせることになる。

かなり時間がたっても転校生は戻ってこない。

しかし、少しずつ、創のフルートにひかれて人が集まってきていた。なずなが用意した口上でTrickstarとRa*bitsを宣伝すると、観客は興味をひかれたようだ。

そこへ転校生が戻ってくる。友也は見つかり、友也が光を探すことになったらしい。

あとは任せてTrickstarのほうへいってくれとなずなは転校生を送り出す。

真白友也

教室で呼吸を整えている友也。友也をきせかえ人形にしたがる渉に追い回されてやっと撒いたところだ。

だが教室まで渉が追ってきて、友也はさらに逃げる。

ついに行き止まりまで追い詰められ、アイデンティティの死を覚悟した友也だったが、なんと友也を追い回していたのは転校生だった。

転校生からマーチングバンドの話を聞き、もう一人行方のわからない光をさがしにいったのだが、光はライブをするのだと勘違いして勝手にどこかへ走っていってしまう。

光を追いかけても足の速さではかなわない。光のいきそうなところへ先回りしてやっとつかまえ、二人にマーチングバンドをすることになった経緯を説明する転校生。

北斗のためにもがんばろうと考える友也。転校生、光とともに楽器を選びに音楽室へいくが、何を演奏したらいいのかがわからない。トロンボーンかトランペットならできるかもしれないが、無難にドラムにしておこうかと迷っているうちに光がドラムをやると決めてしまう。

だが光にドラム以外の楽器ができるとも思えない。転校生にどちらがいいか決めてくれと頼んでトランペットに決まるが、なずなと合流しようとしてもドラムを叩きはじめてテンションのあがった光がうるさすぎて場所が聞き取れない。

仕方なく光を教室に残して廊下で話を聞こうとするとなずなから電話がかかってきて早く来いと怒鳴られてしまう。

光からスティックを奪い取って演奏をやめさせ、なずなたちのところへ走っていこうとする友也。さんざん走り回ってまた走るのがつらそうな転校生をいきなり光が抱えあげて走りはじめ、落とされそうになっている転校生を心配しながら友也も後を追う。

ポイント/考察

桜フェスはTrickstarの単独ライブだったはずだが「もうすぐTrickstarの出番なのに客が少ない」「(ステージのある)グラウンドでなにかしても演奏にかき消されてしまう」という、複数ユニットが出演しているような描写になっている。
桜フェスの設定が途中で変更になって、スカウト側のシナリオとのすり合わせが間に合わなかったというところだろうか。にしてはリリースから数年たっても修正されていないが、「もうすぐ出番なのに客がいない」状況にしないとこのストーリーじたいが成立しないのであえて目をそらしているのかもしれない。

なずなサイドと友也サイドで話が大きく矛盾しているが、これも同上か?

ものすごく尻切れトンボな終わり方だがここまでらしい

光の人の話の聞かなさと自分勝手天衣無縫さがすごい

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