スイーツ

スカウト!スイーツパティシエ

シナリオライター:日日日

時期:春

概要

お菓子作りコンテストでKnightsがDDDでの汚名をすすごうとする話。

詳細

Knights

泉の教室を、司と嵐が訪ねてくる。

今日は特別な活動をすることになったので迎えにきた、と言う司に、リーダーの自分を差し置いて勝手に決めるな、と反発する泉。だが嵐は泉もそもそも暫定リーダーで真のリーダーではないこと、先日のDDDで泉のやらかした一件のせいでKnightsが活動制限を受けていること、そのこともあって現在は自分がリーダーの権限を委譲されていることを指摘する。

たしかにそのとおりで、自分はライブはおろかレッスンもできない、そんな自分に何の用だと返すと、嵐はとにかく一緒に来て、と泉を引っ張り出す。

わけもわからず引っ張っていかれて苛立つ泉。そんな泉に、嵐はお菓子作りの校内アルバイトのチラシを見せる。それはお菓子作りコンテストで、この先の行事で使える、夢ノ咲学院の名物にできるようなお菓子の案を募集しているらしい。

DDDでの一件でKnightsの印象はかなり悪くなってしまった。それを挽回するためにこの企画を利用しようというのが嵐の考えだった。泉も料理は得意なのでその案には承諾する。

エプロンをつけてガーデンテラスの厨房へいくと、凛月が珍しくやる気まんまんで先にお菓子を作っていた。

だが、そこにあったのは非常におぞましい見た目のダークマター。ひと目見て司は気絶し、凛月は自信があるのに誰も試食してくれないと不満顔。

気を取り直してどんなお菓子にしようか相談しているところへ転校生が姿を見せる。コンテストの審査委員長をしているらしい。

つまり、転校生=女の子の喜ぶようなお菓子を作ればいいと作戦を練りはじめるKnights。なりゆきとはいえ協力しあって何かをする、Knightsらしくない姿を、嵐は内心微笑ましく見つめる。

結局、凛月が最初に作っていた得体の知れないお菓子が最優秀賞を受賞。見た目はともかく、味はよかったのだ。料理が得意なだけに負けたような気がして悔しい泉。

そんな泉をからかう凛月、それに乗っかる嵐と、そのへんの機微は理解できないがついていく司。

利害関係だけで結びついていたはずのKnightsが、いつの間にかユニットらしい結びつきを得ようとしはじめていた。

ポイント/考察

DDD直後の話。あの監禁事件は、あの場では示談になったものの広く知られ、活動の制限のほか予算の削減など、かなりの重い罰が課されていたことが判明。

凛月が見た目が最悪で味が最高のダークマターを錬成する魔パティシエである設定もここが初出。

ほかの設定としては、

泉は料理が得意

構内SNSにはKnights用の鍵垢がある

など

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