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ストーリー名：プール開き
全4話
スカウト！プール開き
シナリオライター：日日日
季節：夏
登場人物：
真緒・桃李・弓弦・ひなた
概要
桃李を手助けしてひなたと転校生がプール掃除をしているところに、真緒と弓弦が手伝いにやってくる。
詳細
御曹司と使用人
プール掃除をしているひなたと転校生。はしゃぐひなたに、木陰で涼んでいた桃李はホースの水をかけて早くやれとせかす。
プール掃除を毎年頼んでいた業者が倒産していて、その後の手続きにも失敗し、桃李は手伝ってほしいと転校生に泣きつき、一方でひなたはいたずらをして反省文を書かされそうになっていたところを、プール掃除を手伝う条件で免除されていた。
だがやはり同学年の桃李に上から目線で指図されるのは気に食わない。ひなたは隠し持っていた水鉄砲で桃李を狙い、お返しにホースの放水をくらう。
そんな二人に転校生はまとめて水鉄砲を射ち、とにかくプール掃除を終わらせようと提案する。
桃李も転校生に言われたのではつっぱねきれず、渋々手伝うことを了承するが、そもそも弓弦が近くにいないせいで手伝わないのが悪い、と唇を尖らせる。
掃除をはじめたものの、すぐに音を上げる桃李。転校生が飲み物を買いにいったのをいいことに先に一人で休憩を決め込む。
そこへ真緒が手伝いにやってくる。転校生と行き会って、事情を聞いたのだという。
真緒から連絡を受けて弓弦も駆けつけてきたが、今回は桃李の不手際なのだからあくまでも手伝うだけだと桃李にも掃除をさせる。
エピローグ
プール掃除が終わった。結局お掃除大好きな弓弦が張り切ってほぼすべてやってしまい、真緒は弓弦の情熱に感心する。
転校生が入れたお茶でひと息つく3人。最近桃李がいいほうに変わってきた、以前の桃李なら自分のミスでも絶対に掃除に参加はしなかった、これからも桃李をよろしく、などと弓弦が話していると桃李が不意打ちで弓弦たちに向けて放水する。転校生やお茶は守ったものの、弓弦はずぶ濡れになってしまう。
見ると、桃李は水着姿だった。汗もかいたし濡れたから、きれいになったプールでひと泳ぎしようとひなたと水着を買ってきたのだという。
ひなたの名前をちゃんと呼んだり、ひなたに「友達」と言われても反発しない桃李に成長を感じて弓弦は微笑む。
弓弦と真緒も水着に着替え、女子用の水着がなかったので泳げないが見ているだけで楽しいと言う転校生をプールサイドへ呼んで男子たちはプールに飛び込んでいく。
ポイント/考察
濡れ透け衣装のためのスカウト
弓弦の掃除好き設定はここが初出